左手が傷だらけ
左手の傷がひどい。
春、4匹の子猫を産んだ地域猫のコユキが、夏の終わりに子離れをした。
うちの小さな小さな庭で、あんなに仲睦まじくしていた親子の姿は、もう見れなくなった。
子猫たちが甘えるようにコユキに近づくと、彼女は威嚇し、猫パンチを繰り出す。
寂しそうな子猫たち。
ともあれ、子離れをしたということで、コユキを含めた5匹の猫たちの去勢・避妊手術をすることになった。そして、明日には最後の子猫が退院する予定である。その子の帰還で、うちの南側の庭は、今以上に騒がしくなるだろう。
4匹の子猫たち。この子たちは、日向ぼっこと段ボールが好きである。
僕が外出してる間も、縁側代わりの竹椅子の上で、あるいはその脇に置かれた段ボールの上で、他の猫の進入を防ぐようにじっと見張っている。そして、帰宅した僕の足音に気付くと、小さな鳴き声をあげて餌をねだり始める。
網戸を開けると、一斉に子猫たちが近寄ってきて、僕にまとわりつく。
特に三毛猫のミケ子は僕の手が大好きなようで、ペロペロしたりハムハムしたり肉球なでなでしたりする・・・・・・かと思えば、爪を立ててひっかいたり、鋭い歯でざっくり噛んだりしてくれる。
おかげで左手は傷だらけ。
事情を知らない友人らから見ると、僕の左手の傷は、何だか危険な事柄を想起させてしまうらしい。
僕はそんな友人を見て、微笑む。
そして今日も左手の傷が増えた。
そろそろミケ子たちには力加減を覚えて貰いたい・・・秋の夜、肌寒い夜に、ただ、そう思った。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


最近のコメント