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2007年7月22日 - 2007年7月28日

『時をかける少女』×地上波放映×視聴率

先週の土曜日、7月の21日(土)夜9時からフジテレビで放送されたアニメ版『時をかける少女』の視聴率ですが、12.2%だったそうです。

ちなみに前日金曜、同じく9時にフジで放送された『ウォーターボーイズ』は12.6%、同時刻に日テレで放送された裏番組の金曜ロードショー『コマンドー』が12.8%です。

『時かけ』の裏番組では、あの延長&PKで放送時間が被りに被ってしまったテレ朝の『サッカーアジアカップ・日本×オーストラリア戦』が23.8%でダントツ、その試合終了後に時間を押して流れた同じくテレ朝の『土曜ワイド劇場・温泉(秘)大作戦4』が13.0%、そして10時から被ったTBSの『ブロードキャスター』が14.9%と『時かけ』の視聴率を上回ってます。
ですが、こうした強力な長寿番組やサッカーなどの間にあって、初放映のアニメ作品ながら12.2%という数字はなかなかに健闘したのではないでしょうか?
前日の『ウォーターボーイズ』『コマンドー』などと同程度ですし、アニメ自体の視聴率が低落傾向にある昨今ですしね。

ちなみに先々週の金曜ロードショーの『魔女の宅急便』は、14.5%(ぐらい)だったはずです。
この点からも中々に頑張ったのと言えるのではないでしょうか?

今や名作として名高い『ルパン三世・カリオストロの城』も、上映時は宮崎駿自身とともにそう有名ではなく、地上波で放送されてから「何コレ、面白いね」という風に火がついて、今や金曜ロードショーのヘビーローテーション作品になりました。

『時かけ』も今回の地上波初放送で、中々に反響があったようですし、今後、監督の細田守の名とともに、人々の心に長く刻まれ、何度も放映される作品になって欲しいと願う時かけ厨な俺なのでした。


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『時をかける少女』プレイバック

さて、またまた『時をかける少女』のお話です。
昨年の上映時に散々感想やらなんやら書いたんだけど、こっちのブログではまだ書いてなかったので。
あと、予想以上に「時をかける少女」「未来で待ってる」「解釈」とかの検索ワードで飛んできて下さる方が多いので。

千昭とのラストシーンで二人は、

「未来で待ってる」
「うん、すぐ行く。走っていく。」

と言葉を交わします。
で、このやり取りの解釈を知りたいっつーか、どういう事だろう?と思ってらっしゃる方も多いようで自分なりの考えを。

フツーに考えると、真琴と千昭が物理的に再会することは、今後一切ありえないと思います。
時間の流れは誰にとっても同じです。

まさに「Time waits for no one.」

未来に戻った千昭と、現在に留まった真琴も例外ではなく、真琴がいかに走って未来へ行こうとしても、二人の間の時間の差は埋まることがありません。

原作というか前作(と言った方がしっくりくる)であろう実写版『時をかける少女』でもヒロイン・芳山和子(アニメ版の魔女おばさんですね)が恋するのは未来人です。
彼は2660年(だったかな?)ぐらいから来たと言います。
千昭が語る未来の変貌ようから考えるに、おそらくアニメ版『時かけ』でも、二人を隔てる時間はそれぐらい茫漠としたものであるでしょう。

仮にアニメ版『時かけ』で千昭が来た未来がたった十数年後とかそんなものであれば、わずか数年後に千昭が産まれて、二人は物理的に再会できるかもしれません。
しかし、その赤ん坊の千昭は、真琴とあの夏を過ごし、想いを共有した千昭ではありません。
この意味でも二人の「再会」はやはりありえないでしょう。

では「未来で待ってる」とは何を待ってるのでしょうか?

その答えは、具体的(即物的)に言ってしまうならば、あの「絵」のことでしょう。
千昭が過去へタイムリープしてまで見たかったあの絵。
その絵を待ってるのです。

で、真琴は、その「想い」に対して「すぐ行く。走っていく」と答えます。
彼女は最後の最後のシーン、グラウンドで物語の始まりと同じように野球をしてるシーンで、功介が千昭が突然いなくなったことを愚痴るのに対し、「(千昭は)やりたいことが決まったんだよ、きっと」と答え、さらに「私もさ、実はこれからやること決まったんだ」と言います。それはきっと「この掛け替えのない今という時間を、未来へ向けてあの絵を守るためにも懸命に生きる」ということなのではないでしょうか?

この真琴が「これからやること(・・・つまり絵を守ること)」を、彼女は「すぐにいく。走っていく。」と言うように、懸命に頑張るのだと思います。まさに駆けて駈けて翔てかけて。

そして千昭。
彼が未来に戻るのは、タイムリープの仕組みからして一瞬で済む事でしょう。
しかしその一瞬にして戻った果てしない時を隔てた未来で、彼はきっとあの絵が残ってることを知るはずです。
千昭にとってはさっき真琴と別れたばかりですので、まさに一瞬の出来事。
ですが、その絵が残ってるのは、真琴がずっと過去で絵を守るために頑張ったからこそ、
なわけで、容易ならざることなはずです。

絵を見たとき、千昭は真琴の絵に込められた「想い」を受け止めるはず。真琴の存在を感じ取るはず。
そう、おそらく何百年も離れた遠い未来で、一瞬のうちに、です。
千昭はこの時、真琴が未来へタイプリープしてきたように感じ取るのではないでしょうか。
「すぐ行く。走って行く。」との言葉通りに、真琴は走ってすぐに千昭に絵を・・・想いを届け、千昭も一瞬にしてそれを受け止めるはず。
時間を隔てて届いた想い。繋がった二人の心、というわけです。

千昭と真琴は物理的に再会は出来ませんが、その心は絵を介したタイムリープを通じて、しっかりと再会できたというわけです。

そしてこの真琴の最後のタイムリープをもって、彼女は本当の意味での「時をかける少女」になるのだと思います。

なお、テレビ放映しか見てない方は、是非エンディング曲である奥華子さんの『ガーネット』を聞いてみて下さい。
真琴の想いが率直に美しく謳いあげられています。

『ガーネット』の歌詞にあるように、真琴が成長し、いつか他の人を好きになったとしても、千昭は永遠に真琴にとって大切な人なのでしょう。

果てしない時を隔てても、二人の間にはしっかりとした絆が結ばれている。
うん、とてもステキな話だと思います。

以上、時かけ厨な自分なりの解釈でした。
これが正解だ!とか言うつもりはありません。
みなさん自身も、この作品を見て色々と感じ取れたと思います。
それが出来る作品であること自体、とてもステキで大切な事だと思いますから。

 

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『時をかける少女』×地上波放映・後夜祭&反省会(2)

さて、『時かけ』地上波放映から一夜明けました。
みなさんどんな感想を抱かれたでしょうか?
そう気になって仕方ない時かけ厨な俺ですが、嬉しい知らせを受けました。

昨日放映されてから、amazonのDVD総合ランキングで『時をかける少女 通常版』が1位になってます!(※7月22日午前5時現在・・・ちなみに限定版はDVD発売直後に売り切れてます)

地上波放映前までは、もうDVD発売されてからかなり時間も経ってるということで、ベスト100位前後をうろちょろしてる感じだったんですけど、なんか、反響の一端を垣間見れた感じで我が事のようにうれしーっス。
裏のサッカーが延長PKで押したので、視聴率的にも苦戦、見た人も少なかったかもしれないですけど、こうやってなんらかの形になって結果が現れるとやっぱ嬉しいです・・・。
(数日前に番組表見て、サッカーもう死に物狂いで応援してましたよー。延長いかないで!そのまま9時に終わってくれってwサッカーファンの方、不純な応援の仕方でごめんなさい)

うん、ともかくほんと見てくれた人・・・ありがとー!

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